で、前回のニューエラ絡みで、90年代前半のファッションを少しだけ書きます。
記憶を辿ると、92~93年頃に渋カジの流れからか瞬間風速的な感じで、アメリカの4大スポーツリーグ(MLB、NBA、NFL、NHL)モノが流行った時があった。
渋谷のバックドロップとか、ワールドスポーツプラザとか、その辺りのお店が隆盛で、当時の「Boon」とかのストリート系雑誌にも取り上げられていました。
人気の筆頭は、ヤンキースとドジャースのキャップ。まあ手を出しやすい価格だし。

↑↑上の写真は2020年のビームスさんのブログから抜粋しました。今でもこの2チームが人気なんですね。
カラーリングでアスレチックスを選んだり、映画『メジャーリーグ』の影響でインディアンスをかぶる人もチラホラ。

当時は野茂英雄さんがドジャースに入る直前で、まあ今みたいに日本人メジャーリーガーが活躍するなんて「夢」みたいな時代で。
だからこそ、MLBのキャップを「ファッションで」かぶるのが流行ったのでしょう。
MLB以外だと、NFLの49ersとかNBAのLAKERS(八村選手が入団しましたね)とか。
やっぱり西海岸のほうが日本人にはなじみがあるからなのでしょう。
キャップとかスタジャンが人気でした。
あと、忘れちゃならないのはやっぱりエアジョーダン7(バルセロナ五輪が1992年)ですね。

↓↓特にマイケルジョーダンのファンという訳では無かったけど、94年のエアジョーダン1の復刻は買いました。

当時、長野のイナカ高校生だったサスケの周りにも4大スポーツリーグのアイテムを着ている人がチラホラいました。
長野のイナカでは、きちんとした公式のヤツは手に入りづらいので、大体そういうアイテムは東京へ行って買って来て、イナカで自慢する、という図式だったような。
で、サスケはどうだったかと言うと、、
全くハマりませんでした。。
そもそも東京へ買い物に行くお金なんて持っていませんでしたので。。
あと、今ほどスポーツ好きでも無かったし。
ヤンキースやドジャースのキャップかぶっているヤツらを「ファンでも無いのにファッションでかぶるってどうなん??巨人ファンなら巨人のキャップでもかぶっとけ。」と冷めた目で見ていました。
本当のファンなら全く問題ない(むしろ羨ましい)けど、ファッションでかぶるのって何か薄っぺらくないですか?
ビースティーボーイズが本当に好きだから、だから俺はニックスのキャップをかぶっている、とかならまあ良いと思います。

その頃の所謂中二病みたいな精神は今でも変わらず。。
だからワタシはそーーっと人知れず特にファンでも無いオクラホマ大学のキャップをかぶるようなおじさんになった。。
そして95年になって上京して、初めてバックドロップ(パークのほうね)で、ずらりと陳列されたニューエラのキャップを見た時も、
「かっけーな。けど別にMLBファンじゃないしなあ。。」
と、ニューエラのキャップ(MLBのやつ)は買わずじまいで。。
その後(2000年代)、ニューエラのキャップは買ったものの、所謂59FIFTYじゃないやつで。
その後もエベッツフィールドとか
クーパーズタウンのUSA製キャップに走り、、
ようやく今回のオクラホマ大学で59FIFTY(たぶん)デビューと相成りました。
今になって思うと、この59FIFTYも所謂サスケの宿題アイテムだったような気がします。
尖っていたばっかりにだいぶ遠回りしたなあ。。
次回、宿題アイテム繋がりで、「最近の自身のカッコについて思う事」を書きます。
コメントください。
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